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2010年10月

良い平均と悪い平均


よくこんな質問を受けます。
「他の人はどうしているのですか」と。

「人それぞれなので、参考になりませんよ」と答えると、
「では、平均ではどうなっているのですか」と続く。
きっと大多数派の行動が気になるのだろう。

ところで、平均値とは何か?
平均値が有効であるための前提とは?

統計処理では場合によって、
中央値や最頻値を使います。
平均値が万能ではないからです。

平均値を過信すると、
とんだ罠に陥ることがあります。

マーケティングではこの罠をよく使います。
平均値が売上向上につながるならば、
平均値はいくらなので増額したら・・・・と。

私たちの身近に、どんな罠があるのか?
罠に陥っていると将来はどうなるのか?
罠に陥らないためにはいま何をすべきか?

さあ、一緒に考えてみましょう。



    
[2010年]

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