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2014/06/09

不足の現実の中で生きる


 持病で通院している病院が、宮城県との県境へ移転した。原発事故の影響で、医療スタッフが集まらない(戻らない)からだ。通院できる距離ではないので、「これからどうするか」と危惧していた。

 南相馬市において、医師・看護師の不足は深刻だ。開業医が移住して閉院。外来は再開したが、入院できない病院。診療時間を短縮している医院。この現実の中で、わが家は生きている。

 幸いにして、通院していた病院は診療所として継続する。入院や手術はできないが、外来診察は継続する。私の担当医も、週に1日だけ遠征してくださる。

 今後の治療体制について、担当医・看護師・事務スタッフから、それぞれの立場(役割)から、個別に説明を受けた。病院側の苦慮と配慮に「助かります(ありがとう)」と感謝を伝えると、目頭も熱くなった。

 わが家は、厳しい現実の中で生きている。生き残るためには、[想定外]を言い訳に、見たくない事・わからない事を無視できない。[風評被害]を言い訳に、やりたくない事・やりきれない事を他人事にできない。

 不足の現実と日々対峙しながら、生き残る工夫を積み上げる。いまの[不足]を実感し、いまの[足る]に感謝しながら、いまを真剣に生きる。

 わが家では、いまある社会環境[仕組み]の上に、わが家独自の工夫[仕掛け]づくりが欠かせない。

「どうすれば、不都合な現実の[診断]を楽しく続けられるか?」
「どうすれば、不満足な現実の[管理]を楽しく続けられるか?」

 生き残るため、日々自問自答を繰り返し、創意工夫を怠れない。



    
[2014年]

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