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ある社長さんから教わった。
「東日本大震災で、[お金]について何を学んだかな?」
スーパーでの出来事を思い出す。食糧買出しのため、徒歩で出かけた。震災の翌々日のことである。
野外の駐車場の一角に、テーブルが並ぶ。その上に、商品が並ぶ。建物内は立入禁止。商品は食糧品のみ。品切れになる度に、店員が建物内へ商品を取りに行く。
レジ機は使えない。会計はすべて手計算。商品を陳列する前に、店員が商品に値札を貼る。値段に端数はない。
「支払は現金のみです!」 店員が大声でアナウンスする。
人間は、電子データを読めない。(だから)『非常時には、電子化された[通貨]は使えない!』 当たり前のことである。
「つり銭が足りません!」 店員が大声でアナウンスする。
オニギリを買うのに、1万円札で「おつりは要りません」とは言えない。おつりをなくすため、商品を買い占めることもできない。(だから)『非常時には、高額の[紙幣]は使えない!』 当たり前のことである。
(結果として)『非常時には、硬貨の[お金]が必要となる!』 私たちは、当たり前のことを、当たり前に学んだ。
(ある社長さんが話を続ける。)
「万一への備えとして、五百円硬貨の備蓄が役立つ」
「非常時の[水]や[ガソリン]と同様にね」
「五百円硬貨の備蓄を続けているかな?」
「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」
「万一への備えでは、」
「[対策]よりも[歯止め]が大切だ」
「何事も、[始める]より[続ける]のが難しいからね」
「[続ける]には、暮らしの中に[仕掛け]が要る」
「[対策]を暮らしの[当たり前]にする、工夫が要る」
「[対策]は考えるもので、実行するものではない」
「[対策]を考え、[歯止め]を実行しろ」
「『仏造って魂入れろ』だ」
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塾 長
(ピカイチ先生) |
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