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2017/03/27

アンケート調査は、受け入れられなかった


 夕飯時に、NHKのニュースを見ていた。

 原発避難者への『いじめの実態』について、アンケート結果が発表された。続いて、いじめの実態について、具体例が紹介された。

「(わが家と)違う!」

 思わず、私は声を上げた。

「(わが家も)原発避難では、いろいろ悔しい思いをした」
「その思いは、アンケートでは語れない」
「アンケートでは、語りたくない」
「(もし)わが家にアンケート調査が来たら、『回答拒否』だ」

 テレビ報道が、わが家を異端児へ追い込む。悔しさが憤りに変わり、『違う!』と声を上げる。私の生命維持装置が悲鳴を上げた。

 数日経っても、アンケート結果への違和感が消えない。ウェブ上でニュース報道を再確認した。

『避難した9500世帯余りを対象にアンケート調査を行い、741世帯から回答を得ました....』

「やっぱり!(テレビ報道は事実を伝えていない)」

 わが家は、異端児から解放された。『わが家は異端児ではない』と安心感を得て、精神的苦痛から解放された。

 アンケートの回答率は、7.8%である。『非回答』が92.2%で、圧倒的なサイレント・マジョリティである。

 今回のアンケート結果が語る事実は、『アンケート調査は、受け入れられなかった』だ。わが家も、皆と一緒(異端児でない)だ。



    
[2017年]

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