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朝食時に、放射線量を測定するのが日課になっている。測定しながら、子どもら(高3息子と中3娘)に問題を出した。
「毎日放射線量を測定する目的は何でしょう?」
沈黙が続く。子どもらの興味をひいたところで、話を続けた。
「パパとママは、毎日除染作業をしている。その効果を確認するのが第一の目的だ。第二の目的は、異常を検知し、万一の場合に避難するためだ。」
「学校のテストも同じだ。毎日勉強した成果を確認するのが、第一の目的。第二の目的は、範囲外の出題を検知して、勉強範囲(自分の誤り)を改めることだ。」
子どもらが、珍しく真剣に聞いている。今がチャンスとばかりに話を続けた。
「大事なことを言うぞ。『小さな変化の継続』と『大きな変化への備え』がなければ、放射線量の測定も学校のテストも意味がない。」
「放射線量の測定も、学校のテストも、確認の道具だ。確認したいことを、自分で考え、自分で決めることが大切だ。」
「家計簿も同じだ。見方を変え、モノサシをおカネにしただけだ。わかったかな?」
子どもらは無言であった。
わが家では、話の主旨がハッキリしない場合には、「だから(何を言いたいの)・・・」と突っ込みが入る。話の筋がスッキリしない場合には、「話が長い」と野次が飛ぶ。
今朝の話は合格点だ、と勝手に喜んだ。
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