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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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I ターンの体験


 私は東京の下町生まれの、下町育ちです。小学生のときには、10円玉を握り締めて、よく近所の駄菓子屋に行きました。もんじゃ焼きも駄菓子屋で食べていました。お焦げでつくる「おせんべい」の厚さと大きさを、いつも友達と競っていました。

 妻も東京生まれの東京育ちです。ですから、いま住んでいる福島県南相馬市には、身寄りがおりません。正直、Iターンを決意するには、「地域に馴染めるか」という『不安』と、「自然の中で子育てしたい」という『希望』との葛藤でした。

 「二度とない人生に悔いは残したくない」という一念で、1994年に勇気を出して南相馬市へ移住しました。私が37歳のときです。長男が幼稚園へ入園する一年前です。

 東京で勤めていた会社の関連会社に移籍でき、就職に困らず幸いでした。ただし、収入は大幅に減り、職種も製品開発から工場勤務へと変わりました。しかし、都会暮らしに比べ田舎暮らしの生活費は安く済みます。生活費のやりくりでは、特別困ったことはありませんでした。

 南相馬市に移住してから2年後、念願のマイホームを建てました。私たちの暮らしに合う環境を探し、私たちの生活に合う家を設計しました。「ああすれば良かった」という反省点は沢山ありますが、後悔はありません。むしろ、いろいろ学べたと喜んでいますし、愛着も涌いてきます。

 夢であったガーデニングもはじめました。東京暮らしでは叶えられなかった夢のひとつです。毎日草木と対話できる喜びに感謝しています。

 新居への引越しの際、ちょっとしたトラブルがありました。田舎には隣組という制度があり、昔からの近所付き合いの慣習があります。隣組の一軒一軒へのご挨拶で、私たちは大失敗をしました。ご挨拶する順番を間違えたのです。このため、隣組へ入れてもらうのに一苦労しました。しかし、一度受け入れてもらうと、皆さん良い方ばかりです。事あるごとに、地域の慣習についていろいろと教えてもらっています。


    
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