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2011/06/27

避難生活と精神的損害


 中3の娘とともに一時帰宅し、地元の中学校の部活動に参加させてもらった。入学時から苦楽を共にしたバレーボール仲間と、中学最後の部活動となった。

 昼休み、皆より先に部活動を終え、避難先の新潟県へ。別れ際、仲間の見送りに助手席から娘が手を振る。 泣きじゃくっていた。

 文句ひとつ言わずに、ただ泣きじゃくる娘に、自分も無言となる。「何かが間違っている」と頭が叫ぶ。「でもどうしようもない」と腹で納得する。私の中の生命維持装置が素早く思考を停止させる。

 娘は一時間、無言で泣き続けた。 私も無言で運転し続けた。

 原発事故による精神的損害の目安が発表された。あきれ果てて、絶句した。インターネットを利用して中学生でも作成できる目先だけの調査結果であり、人生の奥行きを感じない。

 自宅・地域に積み上げた心の支えは放射能に不法占拠され、過去も未来も古里に残したまま避難民は見知らぬ土地で生きている。将来の夢と希望を託した生の証が、全否定されている。この精神的苦痛は、避難所の不備による精神的苦痛の比ではない。

 現場の苦しみを診えない専門家(?)たちに、私たち避難民の精神を語って欲しくないし、語らせないで欲しい。



    
[2011年]

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