■■■ これからが、面白い人生の始まりだ! ■■■


〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

ホ ー ム 職 員 室 学 習 室 実 験 室 図 書 室


実 験 室


ご 案 内

金銭教育


原発避難


家の除染

家の四季

ネット通勤

複利計算

イラスト





【企画・運営】
自立と創造のパートナー
ネクストライフ・コンサルティングのホームページへ

ネクストライフ・
コンサルティング



2012/09/10

放射線量、積算の測定と変化の測定


 わが家では、2種類の放射線量測定を毎日行っている。積算量の測定と、変化量の測定である。

 わが家は、高放射線量という異常環境の中にある。この状況が変化しない(悪化しない)という前提に、健康被害への監視として積算量の測定を続けている。

 一方、原発本体は応急処置が終わり、集中治療室に入院中である。放射能物質の拡散は継続しているし、容体急変の緊急事態がいつ起きても不思議ではない。

 わが家では、最悪のシナリオを想定して、準備を重ねている。再避難に備え、車は低燃費車に替え、満タンの半分以上の給油状態を常に保っている。

 先の避難行動での最大の反省点は、情報の入手が途絶えたことだ。政府も、東電も、マスコミも、本当のことを伝えてくれない(伝えられない)。市も、逃げろというが、それ以上の情報は間に合わない。

 いざというときは、手持ちの機器と自分の技量だけが頼りである。避難の決断に必要な最後の判断材料は、外部の情報機関に依存してはならない。

 わが家は、緊急事態がいつ起きても不思議でない環境の中にある。状況変化(危機)の監視は、怠ってはならい。「知らなかったではすまない厳しい現実」が待っているからだ。

 厳しい現実の中で生き残るためには、平時の戦略(継続への備え)と、異常時の戦略(変化への備え)との両立が不可欠である。



    
[2012年]

ピカイチ先生のプロフィールへ
塾 長
(ピカイチ先生)