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2012/12/10

三陸沖M7.3地震と原発事故避難


 7日の17時18分、震度4の地震があった。揺れが始まると同時に、大震災時に被災した部屋から廊下へ避難し、揺れがおさまるのを待つ。

 テレビが緊急地震放送に切り替わる。南相馬市の防災ラジオも、大音量で津波からの避難を呼びかける。近所の防災スピーカーも警報音と避難の呼びかけを繰り返す。

 わが家の場合、津波の心配はない。気がかりは原発である。大震災時の反省を踏まえ、今すべき作業を粛々と実行する。

 東京の実家へ無事の一報を入れる。大震災時には、数日間連絡がとれず、多大な心配をかけた。今回は、携帯電話は発信できないが、幸い固定電話が使える。

 外出中の息子と娘への連絡手段は携帯電話のみ、ショートメールで無事の一報を発信する。すぐに娘からも無事が返信される。

 放射線量の定期測定をはじめる。異常値を検出した場合に、自己判断で一刻でも早く避難するためだ。大震災時には、マスコミも行政も情報源として機能しなかった。

 娘からのショートメールを受信し、学校まで車で迎えに行く。途中、ガソリンスタンドに行列ができている。大震災時、自力避難の制約条件はガソリンであった。

 わが家では、常に半タンク以上を維持している。今日は、ほぼ満タンの状態である。新潟県方面への避難を想定し、冬タイヤへの交換も11月中旬に済んでいる。

 大震災の教訓から、地震直後に避難対策をはじめる人が増えたようだ。結果、「大震災直後は携帯電話がつながった」「大震災直後は給油ができた」などの裏ワザは、いまはあてにできない。

 所詮、裏ワザは皆に知られた時点で消滅する。利ざやを抜く裁定取引と同じである。だから、半タンクでの給油、情報遮断ありきでの家族間の約束の確認など、単純な作業の積上げが大切となる。基本をコツコツと続けることが大切となる。



    
[2012年]

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