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原発避難から教わった。
避難では、どこで何が起こるか分からない。一人ひとりにリュックを背負わせた。「自分の命は、自分で守れ!」 背負って走れる範囲で、必要なモノをリュックに詰め込めさせた。
「ここ(わが家)には、もう戻れないかもしれない」
「自分の宝物を、ひとつだけ、リュックに入れなさい」
息子(高2)は、お気に入りのカードゲームを選んだ。自作のデッキの中から、一組をリュックに詰め込んだ。
娘(中2)は、バレーボール仲間との集合写真を選んだ。部屋に飾られたモノの中から、一枚をリュックに詰め込んだ。
私は、外付けのHDDを選んだ。バックアップ用HDDの中から、最新のモノをリュックに詰め込んだ。
わが家の事業では、多くをパソコンで管理している。個客情報、会計簿、商品(デジタルコンテンツ)等々。パソコン上のデータが、私の宝物である。
パソコン上のデータは、月に1回、外付けのHDDへバックアップしている。パソコンが故障(当たり前にあること)した場合に、新しいパソコンで業務を継続するためだ。実際に、何度も体験したことである。
『持ち運べないモノは、[財産]ではない』
避難時、パソコン本体はリュックへ詰め込めない。(だが)パソコンは、避難先で再調達できる。(だが)わが家のデータは、避難先で再調達できない。
事業を継続するには、わが家のデータが欠かせない。このデータさえあれば、避難先で事業は再開できる。私は、自分の宝物を選ぶのに迷いはなかった。
私の[財産]は、一個のHDDであった。
避難時、一個のHDDが、私の全財産となった。
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(ピカイチ先生) |
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