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2006/04/24

お小遣い討論会


 わが家では、お小遣い制を導入している。中学一年の兄は、月額1,000円。小学4年の妹は、週額140円である。中学入学を機に、兄のお小遣いを月額制に変更した。「月単位で自分で管理できるよな」の問いかけに、「やれる」と一言。正直、とても嬉しかった。

 わが家のお小遣いの額は、とても少ない。金融広報中央委員会の調査結果によると、中学生のお小遣いの平均が月額2,555円、小学3〜4年生は月額1,164円である。わが家の小遣いは、平均の約半分となる。

 額は少ないが、お小遣いでは好きなモノを買っていいことにしている(お金を貸すのはダメ)。「自分のお金なのだから、使い道は自分で決めていい」という考え方である。買ってはいけないモノは、現在のところ規定していない。額が少ないので、変なモノを購入できる金力もない。

 先日、お小遣いについて討論する機会があった。参加者20名中、お小遣い賛成派が17名、反対派が3名であった。もちろん私は賛成派である。

 反対派のある方は、「高校を卒業するまでは、子の面倒をみるのは親の責任。金銭的に面倒をみることも必要」と。すかさず私は持論を展開させていただいた。「高校卒業までに、一人立ちできるように子を育てることが親の責任。金銭的にも制限を与え、考えさせることが大切である」と。

 この問題は、どちらが正解というモノではない。自分はどちらの道を選ぶかだけである。自分の人生にとって、どちらの道が面白いかだけである。

 これからの時代は、自分の人生観がとても大切になる。自分の行動ひとつひとつについても、考えることが大切である。お小遣いについても、一概に面倒だからとか、お隣さんがこうしているから、と言い訳をつくり思考停止してはいけない。子に考えさせる以上に、親は考える責任がある。



    
[2006年]

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