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2007/11/19

お金のことで分からないときは?


 日本FP協会が主催するセミナーに参加した。「お金のことで分からないときは、どうしたらよいか?」をテーマに、ファイナンシャルプランナーで税理士の鈴木正人氏が講演された。

 貯蓄・投資・保険・大きな買い物・借金などをするときに、どうしたらよういか迷うことがある。迷ったときに、私たちはどうするべきか?

 迷うとは、判断できないでいることを意味する。判断できないときは、「やめる」のが原則である。投資でも借金でも、分からない商品には手を出さないのが鉄則である。

 では、どうしてもやめたくないときには、どうすればよいのか?

 3つのことを行う必要がある。最初にやるべきことは、「もっと勉強する」こと。次に「誰かに相談をする」こと。そして最後に「もう一度よく考えて決める」こと。

 私たちはこの原則を踏まずに、大きな買い物や借金をしてしまうことがある。友人が車を購入したから、私も・・・・。家賃並の支払いで済むからと言われ、それならばマイホームを・・・・。
 
 買う前・借金をする前に相談されれば、私たちFPとしてもいろいろとアドバイスができる。また、最良の方法や代替案を提示できる。しかし、事後の相談ではどうにもならないこともあり、弁護士へお願いすることもある。本人もショックであるだろうが、私たちFPもとても残念である。

 これまでの日本では、皆と同じように、親が言うようにやっていれば一生それなりに暮らせた。だから事前にお金について勉強することも要らなければ、相談することも不要であった。成長する日本経済のおかげで、国や会社が私たちの生活を手取り足取り支えてくれたからだ。

 日本経済が成熟期を迎え、国や会社が個人の面倒を見きれなくなった現在、自分で考え判断することが不可欠となった。私たちは、お金のことで迷ったときにはどうすべきかを常に意識している必要がある。自己責任の時代を生きるために、必ず身につけて欲しいお金に関する知識である。



    
[2007年]

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