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「子ども手当てをどう思う?」 夕飯時に、高一の息子に質問した。
「(将来)どうせ僕たちが払うのでしょ!」 ボソと一言。不機嫌さの中に、自分たちではどうにもならい刹那さを感じさせた。
子供たちは子供の目線で、現実をしっかりと捉えている。子ども手当ての財源は借金であること、その借金を払うのは未来の自分たちであること、ちゃんと現実を理解している。
子育て中の自分世代から見ると、リタイアした親世代は年金に恵まれ、世代間の不公平を感じる。しかし、子ども手当ては、自分世代と子供世代との間に不公平感を生む火種かもしれない。
また、子ども手当ては、子供たちから夢を奪っているのかもしれない。過去や現在にしがらみのない子供たちは、素直な目線で現実を観察し、いま起きていることの本質を見極め、未来を予期しているのかもしれない。
子供たちに返済の責任を負わせる限り、子供たちの了解なしに「子ども手当て」と名乗るのは筋が通らない。自分の不足のなすところを認める名に改めるのが筋かもしれない。
突然、「くれるならもらっておけば」と言っていた中一の娘が、口を挟んできた。「(子ども手当ては)意味ないじゃん。やめたら!」と一言。
いつもなら反論するのだが、絶句! 何も言えなかった。
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