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ミニログハウスの物置小屋を改築中である。場所と広さを変えたくなかったので、同じミニログハウスを購入した。
15年前に建てた物置小屋を解体しながら、妻が言った。
「20年後、また同じこと(改築)をするんだよね?」
「そうだね」
変えたくないモノを守るには、内部で新陳代謝が要る。ときに、世代交代も要る。
ある社長さんの言葉を思い出した。
「生き物は、多くの細胞からできている」
「生き物の体では、」
「日々、一部の細胞が創られ、一部の細胞が崩れる」
「体は、日々変化し続けている」
「(だから)朝起きたとき、」
「体は、昨日の自分と今日の自分とが異なる、と感じる」
「(一方)頭は、変化を怖れる」
「頭は、推論するために、普遍を求める」
「(だから)朝起きたとき、」
「頭は、昨日の自分と今日の自分とは同じ、と考える」
「会社も同じだよ」
「体(現場)は、現実と対峙し、日々変化している」
「頭(机上)は、普遍を理由に、変化から目を逸らしている」
「体(現場)は、変化しながら、頭を支えている」
「頭(机上)は、普遍を指標に、体(現場)を動かしている、」
「と考えている」
「ここからが大事だ(だからよく聞け)」
「お金も同じだよ」
「体(生活)は、[お金が変化している]と感じている」
「頭(金融)は、[お金は普遍だから...]と考えている」
「体(生活)は、[そろそろ世代交代の季節かな]と感じている」
「頭(金融)は、[お金は永遠だから...]と考えている」
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(ピカイチ先生) |
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