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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2018/03/26

委託業者は、競争入札で最安値で落札した


 ある社長さんから教わった。

「日本年金機構が委託したデータ入力で、問題が発生した」
「機構側のずさんな業務管理が一因とのこと」

「(記者会見で)」
「『業者選定に問題があったのでは?』との質問に、」
「『委託業者は、競争入札で最安値で落札した』と答弁」
「(私たちは)選定規則に従い、適正に業者選定した、とのこと」

「競争入札の本質は、拝金(損得第一)主義システムだ」
「システムには、必ず、動作するための[前提条件]がある」
「一線(前提条件)を超えると、(ときに)システムは暴走する」

「[机上]では『(理論上)いくらでやれる』と合意しても」
「[現場]では『(実践上)誰がやれるのか』となる」
「現実と対峙する[現場]の原則は、」
「『ムリなものはムリ(できないものはできない)』だ」

「[現場]は、常に[時間]と対峙している」
「(ときに)[納期]を、[お金]で制御する」
「(たとえば)優先順位で、[時間の配分]を入れ替えてね」

「(だが)一線を超える(納期が迫る)と、」
「[納期]を[お金]で制御できなくなる」
「配分する[時間]が足りなくなるからね」

「ここからが大事なことだ(だからよく聞け)」

「[事態]が一線(システムの前提条件)を超えると」
「[不確定性](ムラ・ムダ)の問題は、」
「[不確実性](ムリ)の問題となる」

「システムでは、」
「[不確定性](ムラ・ムダ)を制御するが、」
「[不確実性](ムリ)は制御できない」
「[不確実性](ムリ)は、受容(回避)するものだからね」



    
[2018年]

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