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豪雨が各地を襲い、気象庁が特別警報を発令した。テレビでは、その都度、気象庁の記者会見の映像を繰り返した。
「直ちに、命を守る行動をとってください!」
一緒にテレビを見ていた娘(高2)に質問した。
「(ここでの)命とは、誰の命かな?」
「自分の命」
娘が即答した。くだらない質問をするな、と言わんばかりの勢いである。
「実は、家族の命と答える人もいる。」
「私たちは、大震災で厳しい現実を知った。」
「だが、厳しい現実を知らない人たちもいるからね。」
「ところで、なぜ、気象庁は『自分の命』と言わないのかな?」
「『誰の』を明言した方が、正しく伝わるのでは?」
しばらく考えさせた後、話を続けた。
「もしパパが発表者だったら、パパも『誰の命』かは言わない。」
「なぜなら、マスコミで『自分の命』と明言すると、」
「『家族を見捨てるのか』と批判され、」
「伝える機会を失うかもしれないからだ。」
「さて、ここからが大切なことだ。(だからよく聞け)」
「大震災の報道と現実の違いを、私たちは知っている。」
「マスコミは、本当のことを伝えない。」
「マスコミは、現実をひも解くヒント(現実の一部)を伝える。」
「だから、現実を知るには『自分で考える』ことが欠かせない。」
「先生の言うことを信じるな!」
「パパの言うことも信じるな!」
「そして、マスコミの言うことも信じるな!」
「先生・パパ・マスコミの言っていることが正しいかは、」
「自分で考え、自分で決めろ!」
機会ある度に、同じ説教を繰り返している。
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