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2018/01/29

損益計算書で、お金の流れが見えるかな?


 ある社長さんから教わった。

「損益計算書で、お金の流れが見えるかな?」

「貸借対照表は、お金の[現在の所在]を見える化する」
「[現在]という期日における[所在(静止量)」を見える化する」
「(残念ながら)[流れ(変化量)]を見える化する道具ではない」
「(だから)貸借対照表の記載は、」
「単位が[円]で、[時間]が含まれない」

「損益計算書は、お金の[過去の使途]を見える化する」
「[過去]のある期間における[内訳(静止量)]を見える化する」
「(残念ながら)[流れ(変化量)]を見える化する道具ではない」
「(だから)損益計算書の記載は、」
「単位が[円]のままで、[時間]が含まれない」

「[流れ]とは、[時間]的な[変化]だ」
「(だから)」
「[流れ]を表現するモノは、必ず、単位に[時間]を含む」
「(たとえば)車の速さの単位は、[距離/時間](km/h)となる」

「(ところで)」
「お前は、車を運転するとき、どの計器を見るかな?」
「(ひとつ選ぶとしたら)速度計だよね(走行距離計ではない)」
「会社経営でも同じだ、見たいのは[お金の流量計]だ」
「活動中の[いま]における、[速さ(変化量)]が見たい」

「ここからが大切なことだ(だからよく聞け)」

「[過去]と[未来]の境界である[現在]には、」
「[時間]はない」
「[時間]は、[いま]の中にある」

「(一方)[お金]は、[期間]を前提にした道具だ」
「(だから)[お金]には[いま]がなく、[時間]もない」

「(つまり)[お金]をモノサシ(損得)に考えることで、」
「私たちは[時間]を排除する」
「繰り返し[お金](損得)で考えることで、」
「私たちは[時間]を消失する」

「[お金]には、[時間泥棒]の機能がある」

「私たちの意識を[過去]と[未来]へ向けて、」
「[いま]を排除し続けることで、」
「私たちから[時間]を盗む機能がある」



    
[2018年]

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