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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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金銭教育の体験


 わが家には、家族共通の貯金箱がある。電子ピアノとギターを買うための貯金で、『ミュージック貯金箱』と称する。名付け親は子どもで、丸いビスケットの空き缶に色彩豊かにシールが貼られている。目標額は、20万円である。

 家族全員、臨時収入を貯金するのがルールである。子どもは臨時収入の半分を、大人は臨時収入の全額を貯金する。祖父母からお小遣いをもらうと、子どもは半分を貯金箱へ入れる。出張のとき、払戻しになった特急券代、私は全額を貯金箱へ入れる。

 貯金の集計は、パソコン上のエクセルで行っている。貯金した人が、日付・名前・金額・内訳(臨時収入の理由)を入力する。入力画面の最上段に「目標まであと○○○○円」と表示され、子どもらも貯金する度に「あと○○○○円だ!」と声を上げる。

 お小遣いが週170円、120円の子どもらにとって、目標額20万円は途方も無い夢であった。それが、目標額まで6千円を切り、子どもらはそわそわし始めた。親である我々も電子ピアノの機種選び、置き場の検討と慌しくなってきた。

 『ミュージック貯金箱』の目的は、子どもへの金銭教育である。「努力を継続することで、大きな目標も必ず実現する」ことを体験させることが当初の狙いであった。しばらくして、帳簿付けの訓練も追加された。貯金箱への入金も、自分で行うこととなった。貯金箱の中身(大金)に自由に触れる機会が子どもらにも与えられた。私としては、大金に触れることにより、お金への恐怖心が取り除かれることを願っている。

 試行錯誤しながら、貯金箱の管理ルールは変化している。私風に言わせてもらえば、家族と共にルールは成長をし続けることになる。もっと良い方法は何か? もっと楽しくなる方法は何か? いつも、考えることを楽しませてもらっている。楽しく継続することが、大切である。
 
 『ミュージック貯金箱』の次は、『スキー貯金箱』を始めることになった。できたら、同時に複数の貯金箱をやりたいとも考えている。さて、どの様に発展するやら・・・・。


    
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