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2011/08/29

放射能と理性


 国が目安とする放射線量の年間許容量が、ズルズルと引下げられている。当初目安の根拠となった年間100ミリシーベルト、この根拠説明に失敗した政治的人災とも言える。

 私たちは、老後や株価のように、どうなるかわからないコトに不安を抱く。とくに放射線のように、目に見えないモノには大きな恐怖を抱く。危険を察知する私たちの生命維持装置が機能するからだ。

 私たちの恐怖心は、根拠や証拠が見えない・わからないときに、集団による恐怖の輪が拡がり過剰反応を起こすようだ。こんなときには、周囲の意見から離れ、根拠や証拠から現実を見直す必要がある。

 なぜ100ミリシーベルトなのか?
 その根拠と証拠は何か?
 
 とても参考になる本「放射能と理性」に出会った。放射線被ばく量が人体へ及ぼす影響を示す最新理論を解説し、チェルノブイリ原発事故等の実測データにより検証がなされている。

 残念ながら、内容を理解するには物理と統計との基礎知識が必要であり、多くの方にはもっと噛み砕いて紹介する必要がある。

 金融商品の知識と同じように、放射線というひとつの専門分野の知識が、私たちの生活に欠かせない知識となっている。物理学を専攻し、原発事故を被災し、家庭の経営を考える者として、「自分の経験を活かすには?」と考え始めた。



    
[2011年]

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