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東京都知事選挙で『原発をどうするか』が焦点のひとつになった。立候補者(政治家)、専門家(専門家の定義不明)、有権者(東京在住の現役世代)が、それぞれの立場からそれぞれの意見を発していた。
娘とテレビを見ているとき、ついつい愚痴が出た。
「原発は安全です。だから・・・・」
「(それなら)東京に原発をつくれ!」
「電気が足りない。(だから)原発は無くせない」
「(それなら)足りるように暮らせ!」
ここで、高2の娘が割り込んできた。熱くなった私を諭すように、落ち着いた口調である。
「そんなことは、どうでもいい」
「それよりも、人を返せ!」
頭が真っ白になった。
「『人』とは『友だち』のことか?」
いまも、多くの友だちと別れたままだからな。
「『人』とは『家族』のことか?」
いまも、多くの友だちが家族と別れたままだからな。
エンデの『ハーメルンの死の舞踏』を思い出す。町中の子どもたちが、男の吹く笛の音についていき、町から子どもが消えた。昔々ハーメルンの町で起きたことが、いま南相馬市で起きている。
現役世代である私たちは、いまの社会に洗脳されている。洗脳が行き過ぎる(いまの社会に適合し過ぎる)と、重要なことを見落とし、致命的な誤りを犯す。私たちは、このことを歴史から学ぶ。だが残念なことに、歴史は繰り返す。
洗脳から解放されるには、洗脳されていない仲間に助けてもらうしかない。いまの社会と『しがらみ』のない、次世代の仲間に助けてもらうしかない。
娘の一言に、目を覚まされた。
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