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息子が山形の大学へ、娘が地元の高校へ進学した。震災という厳しい現実の中で、それぞれが自分で選択し切り拓いた道である。
受験生としての最後の追込みは、避難生活、度重なる転校、間借り校舎での授業、と苦労させた。わが子の後ろ姿を見て、親として何度も悔しい思いをした。厳しい現実の中で、家族の絆の限界を何度も実感した。
「受験には被災者のハンデはないの?」
と何度もねぎらいの言葉をいただいた。だが、本人も親も、ハンデなど期待しない。
震災では、些細なことが生死を分けた。厳しい現実を前に、平等などという甘えは許されない。「教わっていない」などの言い訳は通用せず、「知らなかった」という現実が生死を分ける。
いま、震災の当事者と非当事者との間で、現実の捉え方について隔たりを感じる。現実と理想との折り合い方、たとえば安心安全の考え方などである。
厳しい現実を生かされた一人として、後世へ伝えたい現実をいろいろ学んだ。子供たちの進学が一段落したいま、この学びを広く伝える責任を痛感している。
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