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高校の家庭科教科書を見せながら、帰省した息子(大2年)に質問した。
「お金の役割のひとつに『交換の手段』がある」
「お金を支払うことで様々な商品を手に入れられる」
「お金と商品を交換することができる」
「さて、一万円札のどこに、交換する機能があるのかな?」
沈黙が続く。しばらく考えさせた後、助け舟を出した。
「実は、お金には交換する機能はない」
「人々が『交換できる』と信じたモノが、お金になるだ」
人々の信じ込みが原因で、お金の交換機能は結果である。この因果関係(順番)を誤ると、お金の本質を見失う。
「(交換できると)信じたモノが、お金に進化する」
「スーパーのポイント、ケータイの電子マネー、などだ」
「信じられなくらると、お金も単なるモノに帰る」
「過去に何度か、お札が紙に帰ったことがある」
「お札を大量に印刷した結果だ」
沈黙が続く。息子も頭をフル回転し始めたようだ。
変革の時代、私たちは「知らなかったでは済まない厳しい現実」に日々向き合うことになる。生き残るには、自分で考え、自分で判断し、自分で決定することが欠かせない。
いま親として子にしてやれることは、本質を教え、問題をみつけ、一緒に考えることだ。結果がどうなるかは、本人次第、運次第である。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
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