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個人情報漏洩のお詫びとして、ベネッセから補償の知らせが届いた。早速、当事者である娘(高3)へ伝えた。
「ベネッセから個人情報漏洩のお詫びが届いた」
「ひとつは[500円の図書券]」
「もうひとつは[基金への寄付]だ」
「さて、どっちにする?」
「基金への寄付?」
「基金って、何をするところ?」
間髪入れずに、娘のツッコミが入る。
準備不足のため、説明できない。即答できない状況を察し、娘は即決した。
「500円の図書券」
二者択一。[良し悪し]という客観的なモノサシが使えない。情報が不足しているためだ。だが、判断の保留は許されない。そんなことをしていては、生き残れない。原発事故から学んだ教訓だ。
客観が使えないならば、[好き嫌い]という主観で選ぶしかない。500円の使い道は、自分で選ぶ。「なにを、どこで買うか」は自分で選ぶ。つまり、[お金の選挙権]を行使する。
個人情報漏洩のお詫びとして得た[500円の図書券]には、物語がある。匿名の通貨とは異なり、固有の顔がある。使い道を選ぶにも、想い入れを生む。
[お金の選挙権]を実感し、なにを学ぶのか? 楽しみにしている。
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(ピカイチ先生) |
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